phoenixかな配列について
現状
phoenixかな配列でタイプウェルを打っています。本来漢直で使われる行段系の配列です。先日50秒が切れました。*1
まったく来ると思っていなかったタイミングで50秒が切れました pic.twitter.com/p7pMVzdhAv
— 小河健三 (@kenzou_path) 2019年6月20日
phoenixかな配列を選んだ理由
- 漢直かつ打鍵範囲の狭い配列が打ちたい
- 配列の説明が丁寧でなおかつDvorakJの設定がしやすい
- 単純に名前がカッコいい
phoenixかな配列で使用するキーボードの範囲に色を付けました pic.twitter.com/HVr9oPeBTM
— 小河健三 (@kenzou_path) July 20, 2019
以上の理由からphoenixかな配列を選びました。以下は実際に使ってみての印象です。
phoenixかな配列のメリット
打鍵範囲外の打鍵によるミスタッチの減少
そもそも2段しか使わないので、JISかな「ぬ」を押そうとしてescとか、JISかな「こ」や「み」を押そうとしてspaceとかを押す可能性がありません。
段飛ばしが存在しない
これはいろは坂配列開発者めんめんつさんのツイートです。
JISかなの「よる」「あさ」のような同指2段飛ばしは打ち辛く、このような連打を回避しました。
— めんめんつ (@mentype2) 2019年6月14日
キーボードの段を山の高低差にみたて、麓から頂へまっすぐ目指すよりくねくね曲がりながら登ったほうが楽ですよね(特に車)。このようなヘアピンカーブで有名な栃木県のいろは坂の名前をとりました。 pic.twitter.com/7ncUCL9CN0
そもそも2段しか使わないので、段飛ばしが存在しません。
WeatherTypingがなんとか打てる
これもめんめんつさんのツイートです。
かえうちウェザタイは数字で詰んだ。解決策思いつかない pic.twitter.com/hNgtfwhZUF
— めんめんつ (@mentype2) 2019年5月19日
数字とアルファベット小文字はCtrl+QWERTY、記号とアルファベット大文字はShift+QWERTYでどうにかなります。*2
phoenixかな配列のデメリット
左手縦連や人差し指の同指異鍵の増加
私は慣れでどうにかできるレベルです。JISかなと比べれば耐えられます。
漢直を使用する理由
結論から言うと、日本語を入力する以上漢直を使わざるを得ないというのが私の持論です。MS-IMEやGoogle日本語入力を悪く言うつもりはありませんが、スピードを追求すればするほど足かせになる感覚があります。漢直は2ストローク以上が前提ですから、平仮名を打つ場合も単打を使わない行段系配列を使う必要があります。漢字は漢直で打ち、平仮名はかな配列で打てばいいという意見の方もいらっしゃるでしょうが、漢字と平仮名の混ざった文章を打つ上でこれを切り替えるのは現実的ではないと思います。
これからの目標
WeatherTypingも打っているので大会に出て漢直を広めたいところですが、そもそも配列の変更が認められていなかったり、大会参加者の皆さんとの力量差が大きすぎて出場する気がしません。常用配列、特殊配列というようにレギュレーションを分けてほしいですね。とりあえず現状が280kpm程度なので300台には乗せようと思っています。