爆打が鳳凰卓の参戦に必要な条件とは

もし仮に鳳凰卓の対戦を許可したらどんなことになるのか考えてみましょう。
無限に24時間対戦できるというのは、遊びとしてはずいぶん乱暴な印象を受けると思います。
特上でも同卓率が多くて萎える、という問い合わせがありますから、このあたりも不安があります。

ⓝ爆打の鳳凰卓条件達成で考えるべきこと: 天鳳ブログ

ラス回避は組み込まれてないそうなので、いくら牌理や押し引きがちゃんとしてても、そんなのカモでしかない。
今月アップデートした状態で、特東1639試合で平均順位2.39、安定段位6.8だそう。
この成績だけ見ると立派ようだけど、鳳凰民から見りゃカモだね、間違いなく。

【麻雀】麻雀AI・爆打: 福地誠・前天鳳名人位blog


オンライン麻雀サイトの天鳳で、爆打という麻雀AIが最もレベルの高い鳳凰卓の参入条件(七段かつR2000以上)をクリアしたことが話題になりました。人間でもこの条件をクリア出来る方はかなり稀だと思います。しかし、現状爆打はこの鳳凰卓での参加を認められていません。様々な理由が考えられますが

  1. 爆打は休みなく打つことができるので、人間同士の対戦に支障をきたす
  2. 条件をクリアしたものの、キープできるだけの実力が備わっていないので時期尚早である

私が見た限りでは、批判的な意見は主にこの2点によるものです。前者はどうにもできませんので、後者を考えてみたいと思います。爆打の作者の方は上のツイートで鳳凰卓の一つ手前の特上卓の平均順位からその点に対する反論を行っていますが、これはあくまで推論です。私は爆打は相当強いAIだと考えていますが、本当に爆打鳳凰卓の参入条件をキープできるかどうかには不安が残ります。


爆打鳳凰卓の住人(プレイヤー)たちと対等に渡り合えるか証明するには、実際に打つしかないでしょう。そこで鳳凰卓の住人に爆打を貸し出してはどうでしょうか。例えば30人くらいに月100ゲーム程度を打ってもらって、平均順位の平均を算出する。その値が爆打が七段をキープ出来るだけの値であると認められるのであれば、公正な条件と言えるのではないでしょうか。それだけの数の協力者が集まるかどうかという懸念はありますが、おそらく鳳凰卓の住人の方々にとって月100ゲーム程度なら簡単なアンケートに答える程度の労力ですのであまり心配する必要は無いと思います。Twitterでソフトを公開することで天鳳でのソフト打ちのリスクが高まるのではないかという趣旨の批判を受けましたが、少なくともまったり麻雀のようにAI部分をフリーソフト化するだけなら、現状とソフト打ちのリスクは変わらないでしょう。配布する人間を限るのであればなおさらです。


爆打鳳凰卓で同卓することが嫌なら、自らの技術で阻む。これほどシンプルな理屈はないと思うのですが…