正さん、それアカンパターンのヤツや

 今日苦戦したのは、こういう問題だった。


 その子は次の問題を「わからない」と言ってきた。

偶数と偶数の和は偶数であることの説明 - 紙屋研究所

私なりに証明すると、こんな感じです
A)正さんの主張が正しいとすれば自然数mにおいて2m+2m=6が成立する。
4m=6
m=3/2


これはmが自然数であるという題意に反する。
よって正さんの主張は間違いである。


多分、これだとあっけなさすぎて納得してくれないと思うので別パターンも用意します。



B)自然数pにおいて4p+2は4p+2=2(2p+1)より偶数である。
正さんの主張が正しいとすれば、自然数m,pにおいて
2m+2m=4p+2である。
2(m+m)=2(2p+1)
m+m=2p+1
2m=2p+1
m=p+1/2
m-p=1/2


これはm,pが共に自然数であるという題意に反する。
よって正さんの主張は間違いである。