4人でじゃんけんをしてあいこになる確率 その2
このように、順列と組み合わせ、どちらの公式を使うべきか悩んだときに役に立つのが「順番を並べかえたときに意味が変わるか?」で考えるテクニックです。
順列と組み合わせの数の公式。どちらを使うのが正しいか迷ったときの便利なテクニック | アタリマエ!
しかし、順列、組み合わせの問題は非常に多岐にわたるので、完全にパターン化し、単純暗記による習得をするには不向きの分野です。
場合の数の勉強方法!組み合わせと順列の解き方と勉強のコツ!
まだ663さんが見てくださっているか分かりませんが前回の続きをやっていきます。早速4人の場合の説明に入りたいところですが、今回は順列と組み合わせの違いについて考えてみたいと思います。といっても、これもやはり解説しているサイトがすでに沢山ありますので私は例題を示すまでにします。
例1
西浦高校の野球部には、4人の外野手がいます。この中で3人のレギュラーは選ぶ組み合わせは何通りあるか。ただしレフト、センター、ライトの守備位置は考えないものとします。
4人の選手から3人のレギュラーを選ぶということは、誰かを1人補欠にするということです。4人のうちの誰かを補欠にするわけですから答えは4通りです。
例2
例1で選んだ3人の中から、それぞれレフト、センター、ライトの守備位置につく組み合わせは何通りか。
まず3人の中から1人をレフトに決めたとして3通り、残りの2人はセンターもしくはライトですから2通りです。積の法則で答えは3*2=6通りです