4人でじゃんけんをしてあいこになる確率 その1


この問題を理解するには、まず和の法則と積の法則の使い分けについて理解する必要があります。663さんを馬鹿にしているのかと怒られるかもしれませんが、どれくらいの知識があるのか分からないのでまずここから説明します。といっても当然細かい説明をしているサイトは既に存在しているので私は例題を示すまでにします。

今回は、和の法則と積の法則どちらを使って答えを導けばいいのかについて説明をしたいと思います。

和の法則と積の法則の使い分け / 数学A by OKボーイ |マナペディア|

「同時には起こらない」とは、時間のことではなく、論理的に両立しないことを表しています。

和の法則
  • 例1.サイコロを2つ同時に投げて、目の和が7または2になる確率を求めよ

これくらいなら、数えて片付きますね。
7の場合は以下の6パターン
1-6,2-5,3-4,4-3,5-2,6-1
2の場合は1パターンです。
1-1
合わせて計7パターンが存在します。サイコロを2つ同時に投げるので、全パターンは6*6の36パターンです。


答えは7/36です。

  • 例2.大槻くんがサイコロを3つ同時に振って、全ての目が1を出す確率を求めよ

1が出る確率は1/6ですから、1/6の3乗で答えは1/216です。


ここまでが理解できれば和の法則と積の法則に大分感覚が掴めるのではないでしょうか。